野暮天堂

旅は道連れ、世は情け

雑談 光と闇

この世の中には、悪いことをしてしまう人がいる。自分自身のなかにも、悪い部分がある。どうやらそれは、仏教で言うところの「無智」から来るらしい。「無智」はときに多くの人を傷つけ、大きな過ちを作る。だが、だからといってそれを憎んでいてもはじまら…

頑張る?楽しむ?仕事と料理とプリンセス・プリンシパル

仕事は辛いもの?楽しいもの? 仕事は辛いものなのだろうか…… 仕事って楽しんじゃいけないもんなのでしょうか?いや、そんなことはないはず。とはいえ、仕事をしている人には、常に面倒なことがつきまとうものですよね。それをどうしていったらよいのか。 そ…

事実ってなに

この世界は事実だけではできていない。無論、事実も並んでいる。しかし、それと同等かそれ以上に、人々の解釈やイメージが世界を作り出しているような気がする。 歴史書は、為政者の思惑によって書かれるという話はよく聞く。すなわち、歴史書に書かれている…

ベイビーステップ

たとえば何かの問題に取り組むとき、もしかしたら多くの人は、大きなことをしないといけないと思うかも知れない。そういうことができる人もいる。だけど、誰もが皆、大きなことを成し遂げられるわけではない。 でも、少しだけ良いことをすることなら、誰でも…

街並み

広井の『コミュニティを問いなおす』という本を読んでいる。 コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来 (ちくま新書) 作者: 広井良典 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2009/08/08 メディア: 新書 購入: 16人 クリック: 261回 この商品を…

死んだ言葉が溢れる世界

実は僕は「キモい」という言葉がかなり苦手だ。過去、自分の容姿について自信の持てない時期に(いまも自信はない)、「キモい」と数回言われてかなり傷つき、それ以後「キモい」という言葉が聞こえると、自分のことかもしれないと思うようになってしまった…

リアリティ

物語にリアリティがない、ということでその物語を批判する人を見かける。そのたびに、ぴきっと血管が浮き上がる。この人は物語に何を求めているんだ?と。寿司屋に来て、パエリアがないので怒っている客のようだ。どっちも魚介の食材と米を使うけど、提供す…

思索ノート 対話の方法

先日書いた記事にコメントを寄せていただいた方に、ある本を紹介していただいた。その本をAmazonで検索していたときに、関連本のなかに気になるものがあったので、本屋に行って紹介してもらった本と、気になった本、二冊を買った。 (kameさまありがとうござ…

【詩っぽい文】あしあと

君が当たり前に生きた証は、もうこの世界から消えてしまったよ それでもどこかに息づいていると思いたい だが、それがなんになるというのか しかし、それが「なにか」になるということになんの意味があるというのか 形作られないものにだって存在理由はある…

ほんとのところ

このブログでは、真面目なことばかり書いてきたけど、本当のところ僕はかなりふざけた部分を持っているので、ちょっとこのブログは嘘くさいな、とも思います。 たとえば、夜中に変わった妄想をして、ひとりで笑っていることもある。正直、ほかの誰かが見たら…

思索ノート コミュニケーションの場を作ることに関して

以前、現代の「不寛容な社会」を作り出している原因と経緯はどんなものなのか?といった思索をおこないました。 homurajin55.hatenablog.com いつも拝読しているブログで、同じような話題を取り扱っていて、自分の考えもあながち外れてはいないかもしれない…

関わり

自分ひとりの脳みそではどうにもならん。自分のことも。 だから他者の存在がありがたい。 他の人の考えが聞けるだけではない。自分のなかにある考えそのものも、別の角度で見ることができる。そして、自分自身の弱点やクセに気づくことができる。 それは、コ…

文化を活かす

伝統には物語がある。何代にもわたって受け継がれる。そして、過去の人間の暮らしに思いをはせる。昔の人もこうやって生活したのだろうか、と。どうやって生活したのだろうか、と。その土地、その歴史に思いをはせるほど、完成された美。 ざっとネットを調べ…

思考ノート 「当たり前」の錯綜 「不寛容な社会」生成理由をざっぱに推論

今日考えたことのメモです。ただの思考の断片なので、読みたい人だけ読んでください。 時代により、人により、環境により、その場その場の「当たり前」は異なる気がする。 最近では、「世代間闘争」なんて言葉もある。ジェネレーションギャップという言葉に…

忙しさが当たり前になったのはいつか

今、見田宗介の『社会学入門』を読んでいる。 社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書) 作者: 見田宗介 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2006/04/20 メディア: 新書 購入: 15人 クリック: 176回 この商品を含むブログ (134件) を見る なかなか面白くて、…

ROCKY CHACKの曲に合わせて、深夜のオフィス街を歩きたい

僕には小さな目標がある。それは、「深夜、誰もいなくなったオフィス街の姿を写真で撮影し、それを曲に合わせて動画にしてみたい」というものだ。 深夜のオフィス街ってなんだか切ない。だから、その切なさを切り取りたい。 僕は大学を卒業する間近に、たい…

思い出の漫画の話  『神戸在住』木村紺

今日は漫画に関する思い出話でもしようかと。 大学生のころ、僕は漫画を描こうとしていたことがある。そのために、いろいろな漫画を読んで勉強しようと思っていた。そんななかで、僕がよく選んでいたのは、世間であまり話題になっていない漫画だった。それを…

雑記 「手仕事」

最近、柳宗悦やバーナード・リーチなどの仕事に関心を持っている。それはもともと日本の文化に関心を持っていたからでもあるが、「手仕事」の立ち位置というか存在意義について考えてみたくなったからだった。 手仕事の日本 (岩波文庫) 作者: 柳宗悦 出版社/…

いわゆる「日本スゴイ系テレビ番組」について

ある記事で、「日本スゴイ系テレビ番組」について言及していた。 曰く、「日本スゴイ系テレビ番組」を観て、違和感を覚えると。 日本スゴイ系番組がたくさん! 「日本スゴイ系テレビ番組」とは、たとえば日本に行ってみたいと思っている外国人を呼んで、日本…

批判のその先へ

怒りや批判は厄介だけど 世の中を見渡すと、ついつい感情的になって批判的になることも多く、しかし感情がいったいどれほど効果があるものかと考えると、そこには一定の疑念が浮上するものです。実際感情的になっていては、建設的な議論を進めるのは難しいも…

【雑談】心の作法 仏教についての所感

仏教に関心があります。しかし、たびたび「こんなに高尚なものを庶民が実践できるものなのか」と反発心が出てくる場合もあります。たしかに仏教というのは、どこか世俗を超えた感じがあり、抑制的な印象を受けることもあります。 しかし、これを茶道や華道と…

積極的に光を拾う必要性

最近、『レジリエンス入門』という本を読んでいる。 レジリエンス入門: 折れない心のつくり方 (ちくまプリマー新書) 作者: 内田和俊 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2016/09/05 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る この本の中で、人間の…

言葉が作るまぼろし

原田マハの『生きるぼくら』という本を読んでいたら、登場人物が「勝ち組」「負け組」という言葉を使っていた。そして、その価値観にがんじがらめになり苦しんでいた。 それを読んでいたら、そういえば最近あまり「勝ち組」「負け組」という言葉を見なくなっ…

あたかも

ものごとを続けるにあたって、気楽さは重要だと思う。よく「失敗をおそれるな!」と言うが、もうちょっとイントネーションを変えて「失敗をー、こわがっちゃだめだかんねー」くらいがいいと思う。「継続は力なり」はきざな言い方なのだと断言してみる。そう…

紙の本の美しさ

ヤフーニュースの特集記事を読むのが好きだ。 今後はニュースを読んで感じたことなどを書いていく機会が増えるかもしれない。 本が売れなくなったのは? 紙の本が売れなくなくなったと言われて久しい。 news.yahoo.co.jp 実際にニュースのなかでも、 紙媒体…

書籍は目

旅人になりたい、と思うことがある。 僕は欲張りなので、いろんな場所に行きたいし、いろんなことを知りたいと思ってしまう。だが、時間は有限だし、身体もひとつしかない、お金だってあんまりない。そうなると、どうしても行ける場所も経験できることも限ら…

文化や伝統を守ること

アーツ&クラフツ商会 #14「肥後象嵌」 youtubeで面白い動画を見つけた。というか、自分好みの動画だ。 日本の伝統工芸を紹介する番組だ。毎回ひとつの工芸品をテーマにして、職人の仕事に密着する。 この動画を見ていると、不思議と落ち着いた気分になる。 …

「好き」はどこに転がっているかわからない

昨日、常々やりたいと思っていた木彫をはじめた。 木彫とは、木彫りのことである。仏像やレリーフを彫ったりするあれだ。 なぜ今までやらなかったのかと言うと単純に、 「道具を買って、材料を買ってやってみて、それで面白くなかったらどうしよう?」 とか…

やりたいこと

昨日、結局自分はなにがしたいのか、と考えをまとめてみた。 そうしたら、キーワードは「文化」なのだということがわかった。 なぜか民俗学や文化人類学に興味を持ち、漠然と触れていたけど、やはり原因はあったのだろう。どちらも「文化」に着目する学問で…

本年はお世話になりました

2016年も今日もあと少し。 本年もありがとうございました。来年もぼちぼちと何かを書いて参りたいと思います。よろしくお願いします。 年の暮れ、というのは正月へのスキップの気分である。というのも、なにげなしに散歩していると正月気分がそこかしこに感…