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野暮天堂

旅は道連れ、世は情け

仕事

近所を歩いていると、たまに腰の曲がったご老人が、掃き掃除をしているのを見かけることがあった。彼女は丁寧に丁寧に、道を掃く。葉を集める。かたわらに箒とバケツ。 その行為が、なんだかいつも気になっていた。 この間も、買い物を済ませ家に帰っている…

自己犠牲とか

最近、だんだん人間が好きになってきた次第。 そこで、自己犠牲というものについて考えた。 よく自己犠牲の精神は尊ばれたりするけど、以前から「なぜ、自分のことを他者のために殺さないといけないのか」と考えていた。これは、自己犠牲の定義が間違ってい…

レンズがたくさん、超たのしい

この世の中には、幾多の小説家がいる。エッセイストがいる。いまやネットの時代だから、ほとんどすべての人間が表現者になることができる。 それは、「世界を切り取るレンズ」がたくさんあるということだ。 それってすごいことだ。たのしい。 世界は一つなの…

思わぬしがらみ

男性・女性の違いってなんなのだろうなあ、と考えることがある。 僕はけっこう、顔は男らしいというか野暮ったいというか、そんな顔をしているのだけど、着たい服は柔らかい印象の服が好きだ。ナチュラルとかラフとか、自然体とか、そういったものが好きだ。…

見る世界はそれぞれ

『スケッチブック』という漫画を原作にしたアニメを見たことがある。 その中で印象的だったエピソードがある。 ある日、主人公の空(そら)は、美術部の写生大会に出掛ける。と言っても、その日は雨の予報で、実際に参加したのは空と先輩の栗原だけ。そして…

不寛容社会を作るもの

ある方のブログを読んで、思ったことがある。 世の中は「不寛容社会」になっているようだ。はみ出した者を激しくバッシングし、糾弾する。あるいは、自分の意見とは反対にある人をすぐに敵だとみなして、攻撃する。実は、僕の中にもそういった傾向があるのだ…

どうしても捨てられない気持ち

この世の中はどうしようもない。本当にどうしようもない、と落胆してしまうことがある。そんなときはたいてい、自分自身のどうしようもなさは棚に上げている。そういったどうしようもなささえ、心を疲れさせる。 でも、そんな世の中なのに、心を震わせる作品…

【雑感】先立つもの

クラウドファンディングというサービスを展開している会社が複数ある。 クラウドファンディングとは、簡単に言えば、「何かをしたい。そのためには金が必要だ」と考えている人間が、自分のプロジェクトや理念を説明し、資金を集め、一定額に達した時点でプロ…

物語の効用

私は、物語が好きである。小説も、漫画も、アニメも、ドラマも、好きなのである。 人生は、一つの物語だと言えるのかもしれない。もちろん、物語の要素にはなり得ない様々な煩雑な事情で満たされていたりもする。しかし、「幸せ」というものを考えたとき、私…

街 ~町田を歩く~

バスに乗り、電車で数駅行くと町田に着く。 町田は東京の端っこの駅だ。しかし、その町並みはなかなか面白い。 朝十時頃に出向いた。 夜になれば、繁華街として多くの人間が赤提灯求めて歩き回るこの界隈は、朝はまだ準備段階。しかし、居酒屋の従業員達はす…

考える力

常々、この社会に何が大事なのだろうか、何が足りないのだろうか、と考えている。確かに幸せな部分もあるのだが、まだまだ修正すべき点は多いと感じる。変わって欲しい点は多々ある。しかし、最も重要なのはこの国に暮らす人間がもっと考えることではないか…

散歩への憧憬

headlines.yahoo.co.jp 「ブラタモリ」という番組がある。 かなり単純に説明すれば、タモリが各地を放浪するという番組だ。 何度か見たことがあるが、タモリ独自の視点と専門家による熱のある弁が絡み合い、なかなかに見応えのある番組となっている。近年、…

【随筆】人間が生み出したシステム

昨日、池袋の書店に向かうために地元の駅までバスで行った。バスを降りたら、ある政党(と、言っても政党要件を満たしていない)の代表が演説を行っていた。党の名前が党の名前なので、うさんくさいなあ、とこれまでは思っていたのだが、今日はなんだか興味…

【随筆】半ドンとチャーハンとふとん

記憶の中に、こびりついているシミがある。その記憶のシミに触れると、たちまちあるイメージがわき上がる。それは、土曜日の午後。昼下がりの柔らかい日差しがベランダから差し込んで、眠たいような眠たくないような、なんだか不思議な感覚と一緒にチャーハ…

路面電車の復活という記事について

ブログで何を書いたらいいのか分からなくなる時がある。(新しくはじめた企画を進めることができたなくてごめんなさい) しかし、何かを書きたいと思う。何しろ、書くのが一番好きなのだから。 最近になって、書くことが一番好きだと言うことを自覚した。 音…

料理はストラテジー【料理が楽しくなるコツとは?】

ゆえあって、料理をすることが多い。 料理はいつの間にか好きになっていたが、いまでは料理をすることがストレス発散になっていたりする。料理はどうして楽しいのか。自分なりの観点から語ってみたい。 料理は戦略 笠原将弘の毎日たべたい和食のおかず 作者:…