野暮天堂

旅は道連れ、世は情け

本年はお世話になりました

2016年も今日もあと少し。 本年もありがとうございました。来年もぼちぼちと何かを書いて参りたいと思います。よろしくお願いします。 年の暮れ、というのは正月へのスキップの気分である。というのも、なにげなしに散歩していると正月気分がそこかしこに感…

戦前と戦後

常々、生きづらい世の中だよなあ、と思う。こんな世の中を作った張本人は、まぎれもなく日本人だと思うが、どうしてこうなったのだろうか。 以前にも同じようなことを書いたけど、やはり戦争でかなり変わった部分はあるかな、と。というか、戦争がきっかけに…

心は器のようなものかもしれない、とふと思った。 僕は、料理をすることが好きで、器を見るのもすきだ。器には様々な形と種類があり、深いものや浅いものがあるが、それぞれに役割もある。この皿にはあんな料理を盛り付けてみたい。この鉢にはこんなつまみを…

暮らし

先日『この世界の片隅に』という映画を見て、それでいよいよ「暮らし」というものは大事なのだな、と考えるようになった。しかしどうして、この「暮らし」というやつは、ひっそりとして自己主張しないのだろう。「大事なんだぞ!」と声を大にしてもよいもの…

映画『この世界の片隅に』を観て

何度目の後悔だったろうか。 ティッシュはトイレにあるにしても、今後は絶対に忘れてはいけない。 おかげで服の端が、ぬれてしまってかぴかぴになってしまった。 konosekai.jp 観てしまった。観るつもりだったのだが、勢いで今日観てしまった。 月並みの感想…

記憶と自信

記憶とは、事実の羅列ではないと思う。自分のフィルターが拾った印象というピースの寄せ集めなのだろう、と。 僕はずっと自分に自信がなかった。積極的とすらいえるほど、自分を否定していた時期もある。そういった状態で培った「自分フィルター」のようなも…

かってに料理をしてみたい

僕は檀一雄の本を読むのが好きだ。 なぜ好きかって、彼の本に登場する料理はどれも郷土の食材を活かしたものばかりなのだけれど、文章だけではどんな料理だかわからんのだ。そこが面白い。どんな料理なのだろうなあ、と想像するのが面白いのである。 池波正…

野暮天、野毛をあるく 「餃子の翠葉 桜木町店」

僕は野暮な男だ。風雅とはほど遠い。よってブログ名を「野暮天堂」とした。 さて、今日はちょっくら横浜市の桜木町に行ってきた。というのも、来週からそこにあるコワーキングスペースという、まあ誰でも使える自習室のようなところで、仕事をすることにした…

駄目じゃなくっちゃ

欠点のない人間などいない。 僕は、欠点がある存在だからこそ、人間は社会というものを構築していると思っている。助け合いは綺麗事でもなんでもなく、必要なことだ。助け合いがあるから、経済だって成り立っているのではないか。 そして、その中で失敗した…

雪は綺麗で厄介で

11月だというのに、雪が降っていた。白銀の世界……などという表現を用いれば、一気に文章がくさくなることうけあいだが、それでも真っ白な眼前の光景は壮観でもある。そこで、思い出したことがある。日常には、地味に大変な状況がおとずれることがあるという…

自然と接する作用――キャサリン・サンソム著『東京に暮す』を読んで

ときどき、自分が考えているテーマについて連鎖的に新しい情報が外から入ってくることがある。先日、「自然と美の関連」についてこのブログで書いた。今日、古本屋でキャサリン・サンソムの『東京に暮す』を何気なく手に取り、パラパラと読んでいたら、まさ…

記憶ってやつはおもしろい

記憶というものは不思議なものだ。最近いつも思い出す光景があるが、それがいつのことだったか、どの場所のことだったかまでははっきり思い出せず、やきもきしていた。おかしな話で、ごま塩をかけたごはんと、ピンク色の漬け物があったことだけをただ覚えて…

秋はひっそり

秋はひっそりやってきて、いつの間にか去って行く。不思議なやつである。しかし彼らは存在感を残して去って行くのが厄介である。「さんま食べたいなあ」「牡蠣食べたいなあ」……冬や春になって、恋しくなるのはたいてい秋の味覚だったりするのだ。食い道楽に…

意外と見えない自分のこと

人は遠くを見つめたがる 自分のことは自分ではあまりよく見えない。これはよく言われることだ。 僕の場合で言うと、「書く」ことが好きだという事実に、最近になるまで気づかなかった。早くに気づいていれば、学生時代にもっと適切な選択をすることができた…

問題の根本を見つめることの難しさ

よく、「現代の日本社会は、豊かになってモノが溢れたから、経済は成長しない。それ以外のものを求めるようになった」というような言説を聞くことがある。こういった言葉を聞くたびに、違和感を覚える。 経済学的に見れば、これまでの日本は20年以上もデフレ…

苦しみを生み出すもの

仏教の言葉に「一切皆苦」というものがあります。この言葉が意味するところは、すべてのものは苦しみである、ということ。たしかに、生きるというのは大変な側面があることは明確です。ただ、その苦しみを作り出しているのは社会なのか、自分なのかといった…

批判精神は役に立つのか?

生きていて、常々考えることがあります。 怒りとは必要なものか? 批判は必要なものか? 世の中至らないことばかりで、放っておくと、ついつい批判精神がめきめきと育ってしまう。大人になればなるほど、「自分は正しいのだ」という気持ちが強くなり、批判精…

俺は年に数回マイケルにやられている。ついでにツェッペリンとストーンズとアイブガッタフィーリン!!

マイケルのななめ具合 Michael Jackson - Smooth Criminal - Live in Munich 1997 これは哀愁なのか?懐古主義なのか? そんなことどうでもいいくらい、彼はかっこよく、俺はやられている。 一年に二回くらいはやられ、ブームが来る。 たいていスムクリから…

逃げは辛いが、役に立つ

電通の女性社員が過労によって自死を選んだというニュースが連日報道されています。 bylines.news.yahoo.co.jp このニュースに関して、考えたことを記したいと思います。 逃げちゃだめだ? 会社側の責任を追及する声も多いようですが、僕はこういったニュー…

【散歩記録】秋晴れの日【2016年10月15日】

今日は散歩の記録でも。 秋晴れも秋晴れ。立派な秋晴れだが、まだ日差しは強かった。 シャツを羽織って歩いていたけれど、暑くて脱いでTシャツに。 途中、ラーメン屋の換気扇から漂う熱気がむわっときて、うわっとなった。 もっと寒くなれば、この熱気のあり…

数学、おもしろいんじゃない?

昨日、たまたまラジオを聞いていたら、森田真生さんという数学者が出演していた。この人の話がなかなか面白くて、数学ってけっこう楽しい学問なのかもしれないなあ、と思った次第。森田さんのものすごい早口に圧倒されながらも、数学の本来の姿を垣間見た気…

一緒に探そうぜ

俺らは、勝手に世の中あきらめて、そんで勝手に大人になったふりすんのが上手だよな。でも、そりゃ、子供が煙草ふかすのとおんなじだぜ。 大丈夫だ。そんなにすぐ暗くなるな。 俺たちは、展望を一緒に探せば良いだけの話だ。 光がないなら、作れば良いだろ。…

『黒田さんと白木さん』 第一話 「黒田さん」

「黒田さんと白木さん」という漫画をぼちぼちと描いていこうと思っております。 興味を持たれた方は、まったりお付き合いください。 絵と字が下手なのは、ご容赦ください。 本当は、4枚くらい漫画を載せたいのですが、現時点ではこれが限界です。 まずは、ち…

仕事

近所を歩いていると、たまに腰の曲がったご老人が、掃き掃除をしているのを見かけることがあった。彼女は丁寧に丁寧に、道を掃く。葉を集める。かたわらに箒とバケツ。 その行為が、なんだかいつも気になっていた。 この間も、買い物を済ませ家に帰っている…

自己犠牲とか

最近、だんだん人間が好きになってきた次第。 そこで、自己犠牲というものについて考えた。 よく自己犠牲の精神は尊ばれたりするけど、以前から「なぜ、自分のことを他者のために殺さないといけないのか」と考えていた。これは、自己犠牲の定義が間違ってい…

漫画でもやってみるかと思っています

かねがね、イラストを使って何かできないかな、と思っておりました。 具体的には、どこかに行ったレポートをイラストや写真を使ってできたら、面白いかと考えておりました。 そこで、イラストの練習もかねて、漫画でも描いてみようかと思った次第であります…

レンズがたくさん、超たのしい

この世の中には、幾多の小説家がいる。エッセイストがいる。いまやネットの時代だから、ほとんどすべての人間が表現者になることができる。 それは、「世界を切り取るレンズ」がたくさんあるということだ。 それってすごいことだ。たのしい。 世界は一つなの…

思わぬしがらみ

男性・女性の違いってなんなのだろうなあ、と考えることがある。 僕はけっこう、顔は男らしいというか野暮ったいというか、そんな顔をしているのだけど、着たい服は柔らかい印象の服が好きだ。ナチュラルとかラフとか、自然体とか、そういったものが好きだ。…

ニックネーム変えました

ちょっと思うところあって、ニックネームを変更しました。 ブログのデザインと名前もこっそり変えていたりして…。 読者の皆様には少々ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。 陸奧

見る世界はそれぞれ

『スケッチブック』という漫画を原作にしたアニメを見たことがある。 その中で印象的だったエピソードがある。 ある日、主人公の空(そら)は、美術部の写生大会に出掛ける。と言っても、その日は雨の予報で、実際に参加したのは空と先輩の栗原だけ。そして…