雑談 光と闇
この世の中には、悪いことをしてしまう人がいる。自分自身のなかにも、悪い部分がある。どうやらそれは、仏教で言うところの「無智」から来るらしい。「無智」はときに多くの人を傷つけ、大きな過ちを作る。だが、だからといってそれを憎んでいてもはじまらない。反面教師として学びになるかもしれないし。
敵すら味方につけることができれば、怖いものはない。
人間は教え育む、という力を持っている。それを上手に使えば、きっと大丈夫。
残念ながら現代の日本社会は、お互いに教え合ったり、支え合ったりする力が弱いようだけど、でもやることをやればきっと大丈夫だと思う。いままで蔑ろにしてきたものに目を向け、その価値を再確認すればいい。
誰かが誰かに感化される、ということがある。「こんな生き方っていいなあ」「こんなふうに生きても良いんだ」。そうやって、自分の成長のきっかけを見つける人たちもいる。だから、いろいろな人が、いろいろな場所で、いろいろな生き方をしている必要がある。たったひとつだけの正解なんて、そこにはない。複数の「良い生き方」があるだけ。自分に合ったものを見つければ、あとは進むのみだ。
僕たちは、手探りしながら歩いている。だから、正しい道のりを歩いていなくて、しかもそれに気づかないことだってあるかもしれない。それはそれで仕方がない。でも、いつか誰かが気づいたら、教え合えばいい。伝え合えばいい。言葉を上手に使って。
僕たちは闇にも、光にも向かえる。
どちらに進んでいたとしても、希望は捨てない。
命を燃やし、灯となって闇を照らすなら、それだって本来のあり方だ。
頑張る?楽しむ?仕事と料理とプリンセス・プリンシパル
仕事は辛いもの?楽しいもの?
仕事って楽しんじゃいけないもんなのでしょうか?いや、そんなことはないはず。とはいえ、仕事をしている人には、常に面倒なことがつきまとうものですよね。それをどうしていったらよいのか。
それとは別に、「仕事とは辛いものなのだ」という印象が世の中に溢れている気がします。仕事は辛いもの、だから仕事終わりにはお酒を飲んで憂さ晴らし……たしかにそういうことがある場合もあるでしょう。
何事も、楽しんだもの勝ちかなって思っています。僕はどうしても、「頑張る」といった言葉、状態が苦手なのです。「頑張る」という言葉からイメージするのは、忍耐。辛い状況をそのままにしておいて、なお耐えながら進む、といったイメージです。それはそれでいいでしょう。でも、僕はその辛い状況をまず緩和して、方向転換や工夫を加えて、より楽しめるようにしたっていいのではないだろうか、と考えています。
料理は楽しい?
料理が苦手という方が、苦手で辛いまま料理を続けるよりも、工夫を加えて料理を好きになった方が、美味しいものが作れて、しかもストレス発散にもなって一石二鳥だと思うんですよね。
料理を好きになるアイデアはいろいろあります。まず、道具にすこしお金をかけて、良いものを買う。これで、作業が断然楽に、楽しくなります。キッチンを整理整頓しておくことも大事でしょう。さらに、器選び。器は本当に重要で、料理をある程度していたら、「この器にはどんな盛り付けをしようかなあ」などと、ひとりで妄想する楽しみもあります。
最近では、「テーブルコーディネイト」という言葉が流行っています。
こうやって、テーブルの上を自分好みに構成するというのは、けっこう楽しいことでしょう。まあ、もちろん毎日毎日やっていたら疲れそうなので、適度に楽しむ必要がありそうですが。
何が言いたいかというと、こうやってアイデアを出したり、想像力を使って物事に取り組むことで、ただの行為が「楽しい行為」に変化することもあるのではないか、ということです。
仕事を効率的に、楽しく
最近観ているアニメに『プリンセス・プリンシパル』というものがあります。このアニメは、イギリスを舞台に女子高生スパイが活躍するというストーリー。基本的に一話完結で物語は進みます。
働く、といったことについて印象的な回だったのが第七話「case16 Loudly Laundry」。
主人公たちは、ミッションにより、ある洗濯工場に潜入します。そこでなんやかんやあるわけなのですが、結局その洗濯工場のよろしくない労働環境を改善することに。
彼女たちは、ベルトコンベアのメンテナンスをおこない、導線を考えて機器の配置を変えます。
ものすごく強く、体術に長けた日本人の“ちせ”は、労働歌を従業員に教えることで、楽しみながら仕事をすることを促します。結果、いままで1週間かかっていた作業が1日で終わってしまいます。
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その後、主人公たちは無事にミッションをクリアしました。
仕事を楽しくすることは可能?
上記アニメを観ていて、これはいろいろな仕事にも適用できるかもしれないなあ、と思ったのです。ちゃんと手をかけ、工夫を凝らす。それで結構変わることもあるかと。
もちろん、どんな仕事でも楽しくやれるというわけではありませんよね。やっぱり世の中には辛い仕事というのはあると思います。ただ、工夫次第で楽しくなったり、楽になるのであれば、どんどん手を加えていけばいいんじゃないかなって思います。
というより、自分が仕事を楽しみたいのだけど、ひとりだけ「仕事って楽しい」とか言っていると文句言われそうだなあ……とか考えてしまい、こういう記事を書いてしまったのでした。うーん、日本人的!
仕事は楽しんで良いものでしょうか?良くないものでしょうか?
僕は楽しんでいこうと思っています。