野暮天堂

旅は道連れ、世は情け

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【詩っぽい文】あしあと

君が当たり前に生きた証は、もうこの世界から消えてしまったよ それでもどこかに息づいていると思いたい だが、それがなんになるというのか しかし、それが「なにか」になるということになんの意味があるというのか 形作られないものにだって存在理由はある…

ほんとのところ

このブログでは、真面目なことばかり書いてきたけど、本当のところ僕はかなりふざけた部分を持っているので、ちょっとこのブログは嘘くさいな、とも思います。 たとえば、夜中に変わった妄想をして、ひとりで笑っていることもある。正直、ほかの誰かが見たら…

思索ノート コミュニケーションの場を作ることに関して

以前、現代の「不寛容な社会」を作り出している原因と経緯はどんなものなのか?といった思索をおこないました。 homurajin55.hatenablog.com いつも拝読しているブログで、同じような話題を取り扱っていて、自分の考えもあながち外れてはいないかもしれない…

関わり

自分ひとりの脳みそではどうにもならん。自分のことも。 だから他者の存在がありがたい。 他の人の考えが聞けるだけではない。自分のなかにある考えそのものも、別の角度で見ることができる。そして、自分自身の弱点やクセに気づくことができる。 それは、コ…

文化を活かす

伝統には物語がある。何代にもわたって受け継がれる。そして、過去の人間の暮らしに思いをはせる。昔の人もこうやって生活したのだろうか、と。どうやって生活したのだろうか、と。その土地、その歴史に思いをはせるほど、完成された美。 ざっとネットを調べ…

思考ノート 「当たり前」の錯綜 「不寛容な社会」生成理由をざっぱに推論

今日考えたことのメモです。ただの思考の断片なので、読みたい人だけ読んでください。 時代により、人により、環境により、その場その場の「当たり前」は異なる気がする。 最近では、「世代間闘争」なんて言葉もある。ジェネレーションギャップという言葉に…

忙しさが当たり前になったのはいつか

今、見田宗介の『社会学入門』を読んでいる。 社会学入門―人間と社会の未来 (岩波新書) 作者: 見田宗介 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2006/04/20 メディア: 新書 購入: 15人 クリック: 176回 この商品を含むブログ (134件) を見る なかなか面白くて、…

ROCKY CHACKの曲に合わせて、深夜のオフィス街を歩きたい

僕には小さな目標がある。それは、「深夜、誰もいなくなったオフィス街の姿を写真で撮影し、それを曲に合わせて動画にしてみたい」というものだ。 深夜のオフィス街ってなんだか切ない。だから、その切なさを切り取りたい。 僕は大学を卒業する間近に、たい…

思い出の漫画の話  『神戸在住』木村紺

今日は漫画に関する思い出話でもしようかと。 大学生のころ、僕は漫画を描こうとしていたことがある。そのために、いろいろな漫画を読んで勉強しようと思っていた。そんななかで、僕がよく選んでいたのは、世間であまり話題になっていない漫画だった。それを…

雑記 「手仕事」

最近、柳宗悦やバーナード・リーチなどの仕事に関心を持っている。それはもともと日本の文化に関心を持っていたからでもあるが、「手仕事」の立ち位置というか存在意義について考えてみたくなったからだった。 手仕事の日本 (岩波文庫) 作者: 柳宗悦 出版社/…

いわゆる「日本スゴイ系テレビ番組」について

ある記事で、「日本スゴイ系テレビ番組」について言及していた。 曰く、「日本スゴイ系テレビ番組」を観て、違和感を覚えると。 日本スゴイ系番組がたくさん! 「日本スゴイ系テレビ番組」とは、たとえば日本に行ってみたいと思っている外国人を呼んで、日本…